2015年1月21日水曜日

マッサン-熊虎さん(奥田瑛二)の窮地に直面(1月21日)

マッサンとエリーは今日も熊虎(森野熊虎=風間杜夫)の番屋を訪ねましたが、

そこには、熊虎さんの弟(西田進=蛍雪次朗)がすでに来ていて、熊虎さんがどこからか借りていたお金を、早く返してほしいと談判していました。

西田も熊虎さんも元は会津の出身でそれぞれ夢を持って北海道に来ていましたが、ここ2年ばかりニシンが来なくて、熊虎さんは大きな借金をし、その保証人に西田がなっているのでした。

そのような事情から、西田さんは熊虎さんがこの番屋を売れば、借金を返せるのに、それを売らないため、自分のほうに返済が迫ってくるということなので、西田さんも必死でした。

「外人さんを呼んで、今度はウイスキーやらリンゴ汁やら作って売るといううわさを聞いた。兄は、いったいこの外人さんたちと組んで何をやろうとしているんだ」と。

熊虎さんとしては、もし、ニシンが来れば、借金を全部返してまた殿様暮らしができるという夢があるのでなかなか家を手放そうとしません。

結局喧嘩別れになってしまいました。




そして熊虎さんは、マッサンに言います。「金を貸してほしい」と。
熊虎は言います。
「海が群来れば、海一面が米のとぎ汁のように真っ白になる。そうなれば、また俺の天下だ。借金は倍にも3倍にもして返してやる。」
と。

・群来・==春になると北海道の日本海側沿岸にニシンの群れが産卵のために海岸近くで大量に押し寄せてくること。 とうじ、最盛期には大勢の内地からの出稼ぎ人が集まり番屋で寝泊まりした。


北海道で夢を実現させるために出してもらった資金です。とても出せるはずもありません。

熊虎さんの息子(一馬=堀井新太)と娘(ハナ=小池栄子)がマッサンらと話します。
一馬は何とかしてこの番屋を売るよう熊虎さんを説得してくれと言います。
ハナは、それでは父は住むところがなくなるといいます。




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