草彅剛の銭の戦争 富生は何処へ消えたのか？

3月17日火曜日草なぎ剛が主演していた銭の
戦争がついに終了しました。

面白く拝見させてもらいましたが、ストーリー的
には韓国ドラマの焼き直しであるためか、ちょ
っと薄っぺらなマッがチックな感がしました。

それはともかく、富生は銭の亡者からすこし人
間味を取り戻すことになり、見ている我々として
もちょっとホッとしました。

やはり、お母さんが長い眠りから目を覚まし、
弟が立ち直ってホワイト化学で働くことになった
ことが富生の気持ちを大きく動かすことになっ
たようです。

高校時代の恩師である紺野先生やその娘の未
央の家族的愛もその一助となったこともあると
思います。

赤松金融の赤松は、青池グループの乗っ取りに
失敗すると見るや、青池グループを世間から葬
ろうと脱税の事実を週刊誌にリークし、梢と青池
早和子を追い込んだのだが、富生の機転で新聞
記者会見をうまく乗り切ったのは、あまりに出来
すぎのような気がします。

それにしても、最後は元婚約者の梢と別れ、富生
を好いている未央とも別れて、これから一体何処
へ行くのだろうか？というのがラストの場面でした。

果たして、富生は金の亡者から本当に足を洗える
のであろうか？

あれだけの才能のある男が、株の情報をヤクザ
の親分に教えて難を逃れたり、逆にインサイダー
情報を昔の上司に聴くためにいろいろ工作したり、
などは、ちょっと矛盾している気がします。

自分で十分に金を増やすことはこれからの富生
には朝飯前でしょうね。