2015年1月25日日曜日

井上真央の花燃ゆ 吉田寅次郎(伊勢谷友介)は野山獄へ(1月25日)

吉田寅次郎(伊勢谷友介)は江戸にいた。
囚人かごに入れられて江戸市中を引き回されている寅次郎に伊之助(大沢たかお)は駆け寄るがどうするすべもない。
つかまって伝馬町の牢屋に入れられている。
小田村伊之助は、意匠権名助命嘆願に奔走している。


長州藩萩では、大罪を犯した寅次郎の始末をどうつけるかで大騒ぎとなっていた。
この責任は誰かがとらねばならぬと、寅次郎と文の父、杉百合之介(長塚京三)は、切腹の覚悟で反に切腹願を出していた。

そんな父を文は心配した。

小田村家では文の姉・寿(とし)(優香)は男の子を生んだ。
小田村徳太郎と名付けた。

小田村伊之助は、伝馬町に寅次郎の様子を見に行くが、そこで牢番に寅次郎のペルリ艦隊への密航のいきさつを聞いて驚いた。
なんと、アメリカ船に密航した寅次郎と金子重輔(泉澤祐希)はアメリカへの渡航を拒否され、海岸に戻されてしまうのだが、そこで、あきらめず、わざわざ自分たちは密航の大罪を犯したと自首してきたというのであった。

そのような寅次郎と金子重輔を幕府は影響を恐れ、その処断を長州藩に任せると通知し、長州藩に二人を移送してくることになった。

そこで慌てたのは長州藩だ。



藩主毛利敬親(北大路欣也)を中心に御前会議がひらかれ喧々諤々の議論の末、強硬派の重臣椋梨藤太(内藤剛志)らの意見により吉田寅次郎は野山獄に繋がれることになった。

父、杉百合之介は切腹を許されず引き続き寅次郎の育み役を務めるよう命じられた。

文は父に頼む。
「どうか一緒に兄をお守りくださいと。」

一方、伊之助は、寅次郎の優しさを知る。
自分に内緒でアメリカ船に密航したことは、伊之助にもうすぐ子供が生まれその子供の将来を案じて、あえて、伊之助を誘わなかったということを。



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