2015年2月18日水曜日

草彅剛の銭の戦争(2月17日)、真の黒幕は誰か?

富生(草彅剛)は、赤松金融の地下室を捜索するうち、赤松(渡部篤郎)が返ってきたと未央(大島優子)に知らされる。あわてて、別室の椅子の後ろに隠れる。

一方未央は、富生が逃げるための時間を稼ぐため、ついには赤松を飲みに誘う。
その間に、富生は無事に逃げ帰る。

しかし、紺野(大杉漣)や未央の必死の説得にもかかわらず、富生赤松から金を奪う決心を変えない。そして一生懸命地下室へ入る鍵の暗証番号を解析するための赤松の情報を集めている。

その鍵は3分以内に解錠しないと警備会社に通報される仕組みとなっていたが、必死の努力によって3分経過寸前に鍵を開けることに成功する。
地下室は赤松が溜め込んだ金の保管庫になっており、20億円の現金を発見した。
ある夜を期して富生は金を奪うために

未央とともに赤間金融に出かけるが、しかし、偶然赤松に出会う。そこで赤松が言うには、「これから付き合え」という。やむなく、未央を待たせて赤松について入った先は、青池梢の誕生祝いパーティであった。青池早和子(ジュディ・オング)に忌避されている赤松は腹いせのために富生を売れてパーティ会場に乗り込もうとしたのだ。
しかし、ボディーガードに散々な目にあって追い返され、赤松と飲みに行く
が、そこで赤松から聞いた話がホワイト化学社長を自殺に追い込んだ黒幕が、青池早和子であるという事実だった。
衝撃が去らないまま、富生は単身青池梢のパーティを訪ね、梢を呼び出す。あわてて、未央もついていく。
富生は、梢に、青池早和子がホワイト化学の特許に係る利権に目をつけ、富生の父、ホワイト化学社長、白石孝夫(志賀廣太郎)の取引先に圧力をかけ、契約を不履行にさせた上、カネに困った白石社長に金を貸すよう赤松に指示をしたことを話して、梢がそれを知りながら富生と付き合ってきたのかと追求する。そして梢にホワイト化学から手を引けと要求する。
梢は富生のあまりの剣幕に押され、自分が知らなかったとは納得させることができないまま、ホワイト化学から手を引かないと宣言する。
これで、富生と梢は敵対することとなった。
富生は、真の敵がわかった以上、赤松に仕返しすることよりも、ホワイト化学を青池早和子から奪い返すことを梢にも、未央にも宣言した。
富生は、青池早和子を敵として、赤松とも手を組む、敵の敵は味方という戦略に切り替えたようである。

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