2016年5月3日火曜日

最近円高がすごいです

円高が急速に進行中です。
どうやらアメリカが日本の円安政策を容認しなくなったようですね。
これでは、黒田総裁がいくらバズーカ砲を打っても、流れは止まりそうもありませんね。

日本の経済は安倍総理が言うように、トリクルダウンを目指して一生懸命に大企業向けに円安政策を取ってきました。

その一定の効果があって、企業の輸出業績が伸びて、数字的には景気が良くなったように見えます。
そして盛んにアベノミクスの成果だと宣伝していますが、庶民の実感はそれとは逆。
各種世論調査でも、格差は広がっているとの実感が多いようですね。

さて、ゴールデンウイーク中はこの円高、止まらずに続くと思われますが、5月中は企業の決算時期に入りますので、さらに円が必要な時期にさしかかります。

そうなると、もうしばらくは円高でしょう。

参照:

円高の流れ止まらず、一時1ドル105円台に迫る

TBS系(JNN) 5月3日(火)12時32分配信

急速な円高の流れが止まりません。3日朝の外国為替市場では円高・ドル安が進み、一時、1ドル=105円台に迫っています。
 3日朝の外国為替市場で円相場は一時、1ドル=106円をつけ、およそ1年半ぶりの円高水準となりました。先週、日銀が金融政策を現状維持としたことで、追加緩和を見越して円を売っていた投資家が買い戻しを進めていて、円高に歯止めがかからなくなっています。
 「今のような円高というのは、(日本)経済にとって好ましくない影響を与えるおそれはある」(日銀 黒田東彦総裁)
 日銀の黒田総裁はこのように述べ、急速な円高の流れをけん制しましたが、為替市場への影響は限定的となっています。(03日11:26)

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