マッサン1月17日 今日はなんと鴨井社長(堤真一)が10万円(当時のお金にして5000万円)をポンと出してくれました。
マッサンとエリーは鴨井社長(大将)のところへ退職届を出しにやってきました。
鴨井社長はじっと金魚鉢の金魚を見つめて何やら思いつめていました。
鴨井社長は占いに凝っているのですが、どうやら、そろそろマッサンが会社を辞めると言い出すのを予測していたようでした。
鴨井社長はマッサンに、北海道でウイスキーづくりをするには、金が要るだろう、用意できたのか?と聞きます。
・いえ、まだ10万円ほど用意できません。
*どうするんだ?
・何とかします。
*お前は科学者にすぎん、経営者にはなれん、必ず失敗する。
・いえ、必ず成功して、日本人にウイスキーの味を浸透させて見せます。
*お前は水臭い奴だ。なんで私に頭を下げて10万円貸してくれと頼まんのだ。
鴨井商店の経営状態が悪く、しかもそんな会社を見捨てていく自分に、どうして大恩のある鴨井社長に金を出してくれと頼めるであろう。とても、そんなことはできないと思っていたマッサン。
思いがけない社長の言葉に涙があふれます。
マッサンは、床に手をついてお願いしました。
社長は、黙って机から小切手を出し、10万円と書いてマッサンに渡します。
・ありがとうございます。この金は必ずお返しします。
*返さなくていい。お前にやる。退職金として受け取れ。
社長はこうしてマッサンに10万円もの大金を出してくれたのです。
その夜、英一郎がマッサンのところにやってきて、マッサンの門出を祝福しに来てくれました。
英・・ わたしか立ち直れたのは、マッサンとエリーさんに出会えたおかげです。今度はぼくがマッサンの背中を押す番です。
来週は、いよいよマッサンの北海道での挑戦が始まります。
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