2015年3月14日土曜日

終戦直後の混乱期を生き抜く政春とエリー(マッサン)

昭和20年8月6日広島8月9日長崎と相次いで原子
爆弾が投下された。

死者はおびただしい数の上りその惨状は目を覆う
ばかりであった。

ついに日本は無条件降伏となり天皇の敗戦を告げ
る放送をみんなが不安を持って聞いた。

政春は、厳しい食糧難の中社員に工場の用地を貸
し与え作物を作って急場をしのいでもらうこととした。

そんな中、進駐軍がやってきて、エリー(エリザベス)
の生存と迫害にあったかどうかを確かめに来た。

さらに、マッサンに「ウイスキーを米軍に売ってくれ」
という。
ここはウイスキー工場があるとわかっていてあえて攻
撃しなかったのは、ウイスキーを残すためでもあったと。

一馬を戦争で失ったマッサンは、とても返事の出来る
状況ではなく悩んでいたが、一馬の父親の熊虎が、
生きるためにはしかたがないのでは、と言ってくれたお
かげで、米軍にウイスキーをおろしために工場の再開
を始めることになった。

エリーは、戦争に負けたくやすさが日本人にとって敵性
外国人の自分に向いており、子供にまで刃物を突きつ
けられるなか、不安と怖れで外出など思いもよらない精
神状態であった。

突然、イギリスからキャサリンが伝導と慰問のため日本
に帰国し、エリーを訪ねてきた。
地獄に仏、二人は抱き合ってお互いの無事を確かめ合
った。

キャサリンとの出会いによりエリーはなんとか外出する
勇気がでてきた。
そしてマッサンと一緒に、数年ぶりの外出をすることに
なった。

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