2015年3月11日水曜日

銭の戦争(3月10日)富生は20億を諦めるが未央が窮地に

銭の戦争は、いよいよ来週が最終回というところ
まで来ました。

富生は20億をどうしても増やしたかった。
そしてホワイト化学と母の回復を取り戻したかった。

そこで元務めていた証券会社の黒田部長に会い、
1億の金を見せて黒田の興味を引き、インサイダー
取引を持ちかけた。
黒田は情報を知らせ安全な口座を富生に提供す
ることによって、利益の1割を得る約束で引き受け
ることになった。


一方、20億円を盗んだのは富生だと睨んだ赤松は、
桜田と円に指示して富生が住む紺野先生の家の
部屋などを物色した。
驚いた紺野は、娘の未央に問いただし、富生に悪
いことを思いとどまらせようと必死に説得する。

また、ホワイト化学の倉庫なども探させた。
しかし、金の在処はわからなかった。

赤松は、富生が20億の金をどう使うのかを必死に
考え、証券会社の黒田のもとを訪ねる。そして、富
生が来たことを把握すると、富生の意図を話し自
分に協力するよう黒田に持ちかける。

青池グループには、青池早和子が自首したことに
より国税庁の強制捜査がはいった。
脱税による追徴金は50億円。窮地に追い込まれる
梢に富生がやってきて、ホワイト化学を40億円で売
ってくれるよう持ちかける。

梢は40億円は会社を救うためにどうしてもほしい金
額、富生の申し込みを承諾する。

ある日富生のところへ黒田から連絡が入り三崎製
薬の株が暴騰する情報を得た。
しかし、これは赤松の謀略だった。
すなわち、富生に暴騰する株を買わせて儲けさせ、
その金を横取りした上で、富生をインサイダー取引
で検察に逮捕させる筋書きだった。
このことにより、赤松は富生に対しても青池グルー
プに対しても復讐を果たすことになるのだった。

ところで未央は、父紺野の説得もあり、また、あまり
にも金の亡者とかしている富生を心配し、株などの
取引をやめさせるよう梢や黒田に頼みまわっていた。

富生は時々見舞いに行く入院中の母が、突然意識
を取り戻したことで、心境に大きな変化が起きてい
た。その日のおかずをつくるために100円に値下が
りタイムセールを待っている紺野先生の姿を見なが
ら、本当の金の価値とはなんだろうかと思い始める。

富生はついにインサイダー取引を諦めた。そして黒
田にその旨を伝えに行く。
黒田は残念がったが、自分の悪に手を出さないです
み、さらに富生を逮捕させないで済んだと赤松との計
略を吐露した。

黒田は赤松に取引は失敗に終わったと話した。
怒った赤松は、仕返しに週刊誌記者を呼んでボツに
した青池グループの内幕と脱税の経緯について掲載
させた。

いよいよ窮地に追い込まれていく青池グループの梢
に富生は、40億円できなくなったといい、梢に対して
冷たくしてきたことを謝った。
梢は落胆し、沈みかけた船から人がだんだん逃げて
行くと悔やんだ。

青池グループにはついに検察の手も伸びていた。
忙しく必死に会社を守ろうとする梢を富生は励ました。
「お前は強い女だ、どんなに惨めになっても、どんな
に罵倒されても堂々と胸を張れ、後は這い上がるだ
けだ。」と。

赤松は富生に対する復讐に、紺野未央を誘拐する
ことにしてヤクザの大黒にそれを依頼していた。
ある夜、未央が家に帰ってきたところを大黒たちが
待ち伏せし、未央は誘拐された。

未央の帰りを待って紺野先生と二人で料理を作っ
ていた富生へ、大黒から未央を預かっていると電話
があり、救出に向かう富生だった。
(来週は最終回)

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