2015年1月20日火曜日

井上真央の「花燃ゆ」寅次郎(伊勢谷友介)黒船に密航を企てる


花燃ゆ1月18日寅次郎(伊勢谷友介)は黒船に密航!!!


伊之助は文の姉「ひさ」と結婚します。
ある日ひさ=壽は、伊之助を勧進相撲の見物に誘うが、伊之助は行かない。
壽「そんなにつれなくするのなら、なぜわたくしを妻にしたのか?」とすねる。
・・どうも夫婦仲はすれ違いのようですね。結局伊之助の頭は、日本の切迫した状況で頭がいっぱいのようです。

一方お城ではとんでもない事件が起きていました。なんと、寅次郎が殿様に「建白書」を出したのです。
当時、殿様に建白書、すなわち意見をするなどとはとんでもない犯罪だったのです。
これはもう切腹もので杉一家にも類が及ぶことでしたので、兄の梅太郎(原田泰三)は必死で過労に助命嘆願します。


しかし、建白書の内容が外国による危険が迫っていること、今のうちに対策を取らないと日本が外国の餌食になってしまうことなど優れた建白書だったため、家老はそれを匿名として扱ってくれたのでした。
ただ、「二度とこのようなことがあれば、もうかばい切れない」と言われました。

数日後文はのんきに帰ってくる寅次郎と出会います。
文「死罪になるかもしれないというのにどうして建白書なんかをだしたのか」と問い詰めます。
寅次郎は言います。「文、お前はどう生きる?自分の人生と自分の命をどう何のために使う?」
「自分の思うことを伝えることができれば死など構わん」
「知行合一でなければならないのに、今の国はどんな危機が迫っているか何も知らない、仮に知っていたとしても何もしない。この国は危うい。」といいます。

寅次郎は、家老に呼び出されます。
これ以上かばい建はできないといわれ寅次郎は言います。
「向こう10年間、寅次郎は学問に専念いたします。たとえ富士山が爆発したとしても」
と、大口をたたくのですが。。

そのころ近くの海峡を外国船(黒船)がやってくるとのうわさが流れます。
文は、兄の言っていることが本当かどうか確かめたくて海に行こうとしますが、父の杉百合の介(長塚京三)に「海に近づいてはならん」と硬く止められます。

そんな時、文は、久坂玄瑞(東出昌大)と出会います。
親兄弟をなくした久坂は、武士としていきたい気持ちがありながら医師の仕事を継がなければならないことで自暴自棄になっていました。

久坂「女が黒船を見に行ってどうする?」
文「兄がやろうとしていることを確かめたい」という。
久坂「皆、わかっとらん、これだけ日本に危機が迫っているというのに」

久坂は文と話をするうちにその明るさに励まされていきました。
そして、文も黒船を自分の目で確かめようとする久坂に兄寅次郎(伊勢谷友介)と同じ情熱を感じていきます。

あるひ、突然父百合の介が倒れます。
聞けば、脱藩の罪を許され学問の道を許されていたはずの寅次郎は、今度はペルリの黒船に密航を企てたという知らせが入ったのです。

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