2015年2月11日水曜日

草彅剛の銭の戦争(2月10日) 赤松大介(渡部篤郎)の秘密

赤松が父を死に追いやった敵とわかり、怒りに任せて赤松を追い詰めた富生(草彅剛)だったが、pゴルフパッドで殴る寸前、桜田の野球バットで肩を殴打され赤松の傍らに倒れた。やむなく思いとどまり、桜田と未央に伴われて未央の家に戻った。
未央(大島優子)のところへ帰ってきてしばらくの後、弟の白石光太郎(玉森裕太)と会い、光太郎が富生が学費のたしにとホワイト化学専務の金原(おかやまはじめ)に託した3万円を突き返した。「こんな汚い金は受け取れないと。」
光太郎にしてみると、ホワイト化学や父が苦しめられた金貸し業というものに怒りと憎しみを感じており、受け取ることは赦せなかったのだ。
その後、母親の治療費も汚い兄の金ではなく自分が働いた金で何とかしようと、アルバイトを増やし、必死に働く中、更に良い働き口があるとアルバイト先の同僚から怪しい仕事を紹介される。
そこへ行ってみると、何も言わずある場所である人物から金を受け取ってくるだけの仕事に5万円出すという。怪しんだ光太郎はこれを断り帰ろうとした途端、その会社に警察の一隊が入ってきて従業者もろとも、光太郎も逮捕されてしまったのだ。

警察から連絡を受けた富生は、弁護士を頼んで光太郎を釈放してもらった。
警察からの帰途、二人は話した。「どうして怒らないの?」と光太郎。「金を稼ぐ大変さは痛いほどわかっているから」と富生。「ごめん、カネのことをみんな兄貴に任せてしまって得」と光太郎。
こうして二人は、少し分かり合えたようだ。

富生は、紅谷(津川雅彦)に会いに行って赤松が父の仇で会ったことを話した。
紅谷は言う。「敵は赤松ではない。敵は金だ。恨みは忘れろ」と。


いろいろ考えた末、富生は赤松金融に帰った。赤松は何くわぬ顔で迎えた。
富生は、赤松が金を隠していると感じる。
赤松が、1万円札にアイロンを掛け帯をかけるのを趣味だと言っているが、銀行に持っていく姿を見たものはいないし、机の後ろの金庫には金が入っていなかったからだ。
ある夜、富生は未央を誘って赤松金融に忍びこむことにした。
しかし、未央に拒否されたので、やむなく単独で忍び込み、金の隠し場所を必死に探したがなかなか見つからない。
未央は心配で外で待っているが、その時、タクシーで赤松大介(渡部篤郎)が帰ってくるのを発見した。
あわてて、携帯で富生に連絡しようとするが、なかなかつながらない。
その時、富生はクローゼットの中に秘密の扉を見つけた。
扉を開けると、そこから地下室に降りる階段を見つけた。
赤松が近づいてくる。
さて、どうなる、未央はどうする?

一方、青池梢(木村文乃)は、ホワイト化学の特許に目をつけ、世界に通用する企業に育てようとグループ会長の祖母青池早和子(ジュディ・オング)に掛けあい、ホワイト化学の支配権を獲得する。

梢は、ホワイト化学に乗り込み、従業員の解雇を含む大改革を実行することを従業員と金原専務に告げる。

このことは、少し後に富生が光太郎にきいて判ることになる。

また、赤松大介と青池早和子の関係も謎である。
赤松は、青池グループから手切れ金と絶縁状をつきつけられていたが、赤松は青池グループを秘密に調べるため、梢の事務所に盗聴器を仕掛けていた。

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