俊夫はどうにも煮え切らない、ハナも同じく煮え切らない。
お互い好き会っているくせに、なかなかいいだそうとはしない二人に、エリーは強引に二人の意思を聞き出そうとします。
やはり、この辺りは、日本人と英国人の違いが良く出ていますね。
日本人は、なかなか思っていても口に出さないのが美徳のような感じになっていますが、西洋人は、口に出さないと伝わらないという考えですからね。
熊虎は娘のハナに、早く返事をしなさいとせっつく。
マッサンも、俊夫に意思を聞き出そうとしますが、なかなかうまく行きません。
エリーとマッサンは熊虎に俊夫とハナの仲をはなします。
その時エリーが「ラブ」という言葉を使ったのが、大変なことに。
ラブとは、深い仲と勘違いした熊虎は、イワナを焼いて食べている俊夫を組み敷いて殴りかかりますが、なんのことかわからない俊夫は、唖然とします。
見ていたハナは、「見合い話進めて」と言い出します。
まっさんとエリーがおせっかいを焼いたことが仇となってしまいました。
エリーはマッサンのもう首を突っ込むなという言葉にもかかわらず、もう一度きちんと二人の気持ちを確かめてといいます。
マッサンは、暗がりに一人座っている俊夫に話しかけます。
その時、ハナが入ってきます。
強引に俊夫の手を引っ張って、工場に連れ出し、ついに言います。
「おらは、俊夫さんのことが好きだ、俊夫さん、おらのことどう思っているんだ、聞かせてくれ」と。
《明日へ》
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