2015年1月31日土曜日

井上真央の花燃ゆ 吉田松陰(伊勢谷友介)の妹(井上真央)、文(ふみ)の人生

花燃ゆ 吉田松陰の妹、文(ふみ)の人生
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が始まって1か月たちました。
主人公というか、ヒロインというか杉 文は、今、15歳くらいでしょうか。
兄の松陰があまりにも強烈な個性で日本の将来を憂い、何事も恐れずに時代をわたっている姿に、いろいろ衝撃を受けながらも協力しようとしている若き時期です。
先週のドラマでは、松陰の弟子、久坂玄瑞と黒船を見に行くことで出会いがあり、近く結婚することになります。
しかし、文は、ドラマでは小田村伊之助に心を寄せていたようですが、昔の侍の時代に思うような結婚は望むべくもなく、伊之助は文の姉、寿(トシ)と結婚します。
文は15歳で久坂玄瑞の妻になりますが、久坂玄瑞は京都において禁門の変による会津藩との戦闘で敵に囲まれ、突破できずとみて自刃してしまいます。この時満24歳の若さでした。
実は、玄瑞が京都にいたころ、京都の芸者(井筒タツ)と恋仲に陥り、その芸者との間に子供がいたのです。
玄瑞が死んだ後で、生まれたこの子(秀次郎)は、後に認知されて久坂家を継ぐことになりますが、それはのちの話。
文は、自分との間に子が出来ず、久坂家を継ぐために養子(粂次郎)を姉寿の家からもらったりしたのですが、文の知らないところで、久坂家の家督相続が成立してしまい、結局、養子を離縁して実家に戻してしまいます。
文も、実家に戻りますが、実は、姉の寿が死んでしまいます。
小田村伊之助から文を後妻にという申し出があり、文は、図らずも昔好きだった小田村伊之助の後妻となります。
ということは、養子であった粂次郎がいったん離縁したのちまた養子になったということで、運命のいたずらですね。
その後、小田村伊之助は、楫取素彦と名を改めトントンと出世し男爵となりました。
文は、男爵夫人として79歳の生涯でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿