並み居る気鋭の作家たちを尻目に、芥川賞の受賞、又吉さん、誠におめでとうございます。
小説『火花』が『第153回芥川賞』に選出されたお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)が16日、都内で行った受賞会見には、お笑い芸人として初の快挙を成し遂げた又吉の第一声を取材しようと異例の数、約350人の報道関係者が詰めかけた。(オリコン)
さすがに、芸人らしく記者会見も異例の人気ですね。
同時受賞の「羽田圭介」さんは、すっかり影に隠れてしまった感じになりました。
さて、芥川賞とは、どんな賞なのか?
ウイキペディアには、次のように書かれています。
芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞は、純文学の新人に与えられる文学賞である。文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与される。
大正時代を代表する小説家の一人・芥川龍之介の業績を記念して、友人であった菊池寛が1935年に直木三十五賞(直木賞)とともに創設し以降年2回発表される。
昭和35年第1回めの受賞者は石川達三さんでした。
その時の受賞作品は、『蒼氓(そうぼう)』でしたが、私は読んでいません。
でも、テレビドラマや映画にもなったと思いますが、「金環食」とか「人間の壁」を読みました。
私はどちらかと言えば「金環食」のような社会派的なものが好きです。
そして、今年は153回めとなります。
毎年2回選考されますので、これまで160人の芥川賞作家が生まれたわけです。
たとえ芥川賞作家とはいえども、人気を持続させるのは大変なことで、数年経つと忘れられてしまう方も多く、作家も大変ですね~と思ってしまいました。
四十八歳の抵抗 (新潮文庫)
金環蝕 (岩波現代文庫)
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