2015年3月3日火曜日

遺書をしたためる一馬(堀井新太) マッサン 3月3日

「今日は3月3日 お雛様のお祭 甘酒でも飲んで桃の節句を祝いましょう」

ドラママッサンは、一馬の出征をみんなが祝って、炉端を囲んでいるところだ。

一馬を励ます人々

熊虎(奥田瑛二)が盛んに一馬を励ましている。

「とにかく、どんなことをしても戦争には勝て!」と。

エマ(優希美青)が言う。「戦争というのは、どんなことをしてもいいの?それが正しいの?」
と反発する。

父と息子
「そんなことはもうどうでもいい。始まってしまった以上は勝たなきゃダメだ。」と熊虎。

エマは憤慨して自分の部屋に戻ってしまう。追いかけるエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)。

「勝てば官軍と言われる、さつまや長州がそうだ、会津は負けたばっかりにひどい目にあった。そして北海道まで来た。」と熊虎。


不安と憂いと




「だから、今の自分達があるんだから、それはそれで認めていい。」とハナ(小池栄子)

悲嘆にうつむくエマ
そして、熊虎は一馬が小さい頃の映像を出して、スクリーンに写した。
その思い出を強く心に刻もうとしたのだ。
みんなは一馬が海辺で大泣きする姿を見て笑った。

その夜、一馬は一人遺書を認めていた。
書きだそうとしてペンが止まる。まだ、一文字も書けてはいない。
昼間、近所の奥さんたちから、出征のための品を受け取った時、玄関に人が来てある夫人を呼び出し、夫の死亡通知を渡した。
泣き崩れる夫人。
それを思い出しながらの、遺書。
エマを気遣うエリー
戦争とは、そのまま死を意味することをあらためて強く感じた一馬であった。

外には、相変わらず特高の目が光っている。







戦死通知を受け取る夫人

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