富生は赤松から書類を見せられ、父を自殺に追いやった
黒幕が青池ファイナンスの会長青池早和子と知ることに
なる。
富生は、青池早和子にあった。そして早和子を糾弾し、
20億円でホワイト化学を買い戻したいという。
しかし、早和子は、これはビジネスだと突っぱね、とて
も20億円では売れないと言った。
なぜホワイト化学が、不渡りを出すことになったのか、
それは、早和子が特許庁の役人、水越と組んで特許を
下ろす段取りを遅らせたことだと赤松から聞いた。
富生は特許庁に出向き、青池会長の使いだと言って水越
に会う。
そこで、水越に捜査の手が伸びているとかまをかける。
金の流れが問題となっているとまで。
水越は、青池会長が残りの金を値切ろうとしているのでは
ないかと勘ぐり早和子に電話する。
そこで、早和子は、富生が反撃に出たことを知り警戒を強
める。
一方未央は富生への借りを返すため水越の交友関係金
遣いを調査するため協力を申し出、水越がよく通うクラブ
のホステスになる。
そこで掴んだ事実は、水越は愛人があり、豪遊している
ことだが、赤松金融の桜田が調べたところによると、水越
は給料は奥さんに握られ、月2万円の小遣いでやってい
るようだ。
カネの出所をつかむこと、それをつかむことが必要だった。
カネの出所を掴んでそれを週刊誌に売り、青池会長を潰
すことで復讐を果たす考えだ。
未央の父親紺野は富生に復習を思いとどまらせようと説
得するが、すでに富生は聞く耳を持っていなかった。
富生たちは水越と青池会長の金の受け渡し現場をつか
むために張り込みを続け、ついにその日時と場所を掴ん
だ。
金の受け渡し現場で受け渡しの様子を写真に取り、水
越に渡った500万円を手にとって床にバラマキ、灯油を
まいて火をつけようとして、水越に拾わせ、その現場を
予め頼んでおいたフリーライターに写真を撮らせる。
ついに、青池グループを追い込む重要な鍵を握った富
生は、青池会長に会いに行くが、青池会長は、もうすで
に遅いという。
赤松が青池早和子を脅してすでに20億円でホワイト化
学の株式を51%獲得し、その経営権を手に入れたば
かりであった。
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