出征を数日後に控えた一馬に政春(玉山鉄二)は、ウイスキーのブレンド方法を教えていた。
何を思
うのか、一馬はひたすらウイスキーのブレンドを学んでいる。
記念写真の撮影が始まった。
熊虎は、「みんな笑え」という。
それに対してエマは「どうしてみんな笑えるの?」と怒る。
エマは、一馬に自分の一馬に対する恋心を訴えた。
そして、どうしても一馬のエマに対する気持ちを聞きたいと、一馬に迫るのだ。
しかし、一馬は困ったようにエマの方を抱きながら「おれは戦争に行かなければならないんだ」とだけ言って、エマの前を立ちさるのだ。
エマは、どうしても一馬の出征を祝う気にはなれない。
とても、笑顔でなんて送り出せない。
そう思った。
政春もエリーもそんなエマを気遣うのだが、どうすることも出来なかった。
千人針が出来上がってきていた。
千人針は戦争の弾除けになるお守りだという。
エリーに気を使って千人針を持ち出さなかったハナは、ついにエリーに千人針のいわれを話し、参加するかどうかを聞いた。
エリーは、敵味方に関係なく無事を祈るのは当たり前でしょうと快く応じたのだった。
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