2015年3月4日水曜日

腹をくくりましょう。自分の脱税を告発(銭の戦争 3月3日)

赤松(渡部篤郎)は、青池グループの株の51%を
得ることに成功した。

赤松は社長の椅子に座りご満悦だった。
そして、桜田(高田翔)と円あかね(新川優愛)を呼
んで言った。

「会社をやめることにしたよ。君たちも新しい会社で
働くかい?」

桜田とあかねは一体社長はどうなっているんだろう
と驚いた様子だ。



赤松は梢(木村文乃)の部屋に盗聴器を仕掛け、梢
が青池早和子(ジュディ・オング)の脱税を糾弾する
場面をすべて録音していたのだ。


それをネタに早和子を脅し、51%の株を20億円で取
得して青池グループを乗っ取ったのだった。

その事実を知った富生(草彅剛)は、青池グループを
救いたいという梢と早和子の希望と自分がホワイト化
学を取り戻すための利害が一致することで、梢の協力
を得れば、赤松から青池グループの乗っ取りを阻止
できると考えた。

富生は、赤松金融に出向き、赤松にかまをかける。
なぜ、わずか20億の金で青池グループの株を取得で
きたのか、20億円もの金が、裏金としてどこか近くに
隠してあるに違いない、などと赤松に話し、ホワイト
化学を20億円で買い戻したいがどうかと赤松に切り
出した。


ところが赤松は、ホワイト化学はこれから金を生み出
す金の卵だ、とても手放す気はないと富生の要求を
突っぱねた。


20億円の支払いと青池グループの株との売買契約は
数日後に迫っていることで、赤松は20億円の保管に
いささかも間違いがあっては困ると、桜田に徹底した
富生の監視を命じる。

そのため桜田はどこにでも富生を追いかけついには
紺野の家に上がり込んで食事まで一緒にする始末
だった。
先刻承知の富生は、赤松から20億円を奪う詳細な計
画を立て、梢の協力を得た。赤松が20億円の支払い
を出来ない状態にすることが唯一青池グループを救う
道だったから梢もそれを承知した。

富生の計画は、赤松は泊まり込みで赤松金融で金を
守っているから、青池グループの他の取締役や出資
者に挨拶をさせることで、赤松を事務所から出すこと。


その外出時間は、円に留守番をさせ絶対に誰も入れ
るなと指示するであろうから、円に事務所を出させる
ため、赤松自らの外出命令が必要であること、そして、
その間に地下室に入って20億円を奪う人間が必要で
あること、これをやることによって20億円を赤松から
奪うことができるのであった。

これを実行するため、富生は、赤松からの命令を偽装
するため、円のスマホを借りでゲームをするふりをしな
がら、赤松名義のメールアドレスを登録しておいた。


次に、未央(大島優子)とその友達の目黒桃子(朝倉え
りか)に協力を得て、地下室から金を奪うことにした。

そしてついに梢から赤松に電話があり、予定通りことが
進んで20億円を奪うことに成功した。

そうとは知らない赤松は、契約日当日地下室んカネが
ないことに気づいたが時すでに遅く、結局青池グループ
に金を届けることが出来ず契約は不履行となった。

しかし、脱税を告白すると青池早和子を脅すことは明白
であった。
それを予想して、困惑し憔悴しきった早和子に、富生は
最後の手段があるといった。

それは、「腹をくくりましょう、自分の脱税を告白すれば、
脅す種はなくなる」と。
自分が逮捕されたあとに、青池グループを取り仕切る人
材がないと心配する早和子に富生はいった。


「あなたを小さい時からずっと見てきて、あなたのもとで
立派に経営を学んだ梢がいるではないか」と。

ついに、早和子は国税庁に自分の脱税を告発に出かけた。

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