2015年3月5日木曜日

札幌で特殊詐欺続発

先日札幌弁護士会で開催した講演会に行ってきました。
そこで盛んに強調されていたことは、老人はお金を持っ
ている。

しかし判断力が衰えているのでおれおれ詐欺など特殊
詐欺の被害者になりやすいのだと。

そして今日の新聞を見ると、札幌市内で特殊詐欺が続
発しているという。
いずれも被害者は高齢者で200万円から1600万円を一
度に奪われている。

手口は次のようである。
息子を装った犯人が高齢者に「病院で金が入った会社
の金を盗まれた」と、すぐに持っていかなければ会社に
迷惑がかかるとかいってだます手口のようだ。

銀行で金を振り込ませる際は、お墓の購入とか仏壇の
購入とかと窓口職員に説明しろと指示されるようだ。

ちょうど先日、私の家にも電話があった。それも警察署
からだった。摘発された詐欺グループの書類から私の
名前があり、標的にされているので気をつけてください
というものだった。

どこでどんな形で名簿を手に入れるのかわからないけ
れど、新聞によれば大学の卒業名簿などからその親を
標的にすることもあるようだ。

クワバラクワバラ。

世の高齢者は、息子や娘からお金に絡む怪しい電話が
来た時は、冷静になって別の電話で息子に電話するな
どして本人かどうかたしかめるのが肝要だ。

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