沖縄の辺野古基地建設を巡って沖縄県翁長知事と菅官房長官が初めて会談しました。
これまで、頑なに翁長知事との会談を避けてきた政府が、ここにきて態度を変えました。
その真意は何か。
政府が、無理矢理でも辺野古基地の建設作業を続けなければならない以上、沖縄県の民意にも配慮しなければならない、そこで、少なくても翁長知事に会うことによって、沖縄県の民意は政府としてきちんと聞きました、という実績、というか、証拠造りをしたことになると考えたのかもしれません。
どちらにしても、菅さんの行動は、沖縄県民にあまり歓迎されていないように見えますね。
これまで使ってきた「粛々」という言葉は、今後は使わないで、「適切に進めていく」という言葉に置き換えるようですが、たしかに、「粛々」は、県民が何を言おうと、知事が何を言おうと、法律という根拠さえあれば、物事は進めていいんだという権力的な考え方がありそうに聞こえますね。
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