池波正太郎の「鬼平犯科帳」のドラマです。
ある盗賊の頭の女房は、実は鬼平が昔、女が15歳位だった頃、乳飲み子を抱えて侍に捨てられたのを不憫に思い、28両の金とサンゴのかんざしを与えて、送り出した経緯がありました。

その女房は、盗賊の頭であった夫の死後も、盗賊の手助けをしながら過ごしていましたが、自分の息子だけはこれ以上鬼平の迷惑になりたくない、の一心で、息子に江戸での勤めを辞めるよう必至で説得するのであった。
しかし、息子は頑として聞き入れず盗賊を続けていました。
ついに思い余って女は、密告することにしたものです。

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