しかし、その汽車はなかなか動きません。
焦りに焦っているマッサンは、車掌に動かぬ訳を聴く。
車掌いわく「時間調整」をしています。15分お待ちください。とか?
すっかり頭にきたマッサン、他の乗客の迷惑をも顧みず、大声を出してしまいました。
マッサンは、母との昔の思い出に浸ります。
母は、喧嘩に負けて帰ってきたまっさんに「男のくせに、負けてどうするんだ!」

当時、北海道の余市から広島県までといえばいったいどれくらいかかったことでしょうね。
おそらくどんなに急いでもまる2日はかかったのではないでしょうか。
なにしろ、青函トンネルだってできていないし、青函連絡船だって、天候次第ってところでしたでしょう。
一方広島の実家では、母親の亀山早苗は、吐血をするほど病状は悪くなっていました。
主人の征志(前田吟)を枕元に呼び、エリーに祝言を挙げさせることを頼みました。
ついに、あの母親が、エリーを受け入れたのです。

エリーは気が木ではありません。

そんな中、まっさんの姉(岡崎千加子=西田尚美)と妹(亀山すみれ=早見あかり)は、エリーに花嫁衣装を着せ、母に見せようとしていました。
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