マッサンはいろいろ思い悩んだ挙句、このまま鴨井商店にいても、自分が目指すウイスキーは作れないと、ついに」鴨井商店を辞めて、なんとか自力で北海道に工場を建設して、ウイスキー事業を始めようと決心しました。
しかし問題は、資金です。
お金がなければどうしようもありません。
ある日マッサンとエリーは、家主の野々村家を訪ねます。
主人の野々村茂が投資家に話をしてくれていて、その投資家がマッサンの計画を聞いてくれることになったのです。
いろいろと話をした結果、投資家はついに資金を提供すると言ってくれました。
しかし、50円もかかる資金話です。
現在の金額にすると、2億5千万円くらいだそうですので、全額出すとは言ってくれませんでした。
投資家が言うには、自分が20円、野々村さんが20円、そしてマッサンが10円それぞれが出し合いましょう、といいます。
「自分で事業をする人間が何の資金もないのは、話にならん。」というわけです。
マッサンは10円(約5000万円)をどうしても作らなくてはなりません。
その話をしようと考えている矢先に、鴨井の対象の息子、英一郎が訪ねてきます。
英一郎にその話をすると、英一郎はスッカリ怒ってしまいます。
せっかくマッサンと力を合わせて鴨井商店のウイスキー工場で、なんとか目的のウイスキーを作り上げようとしていたのに、鴨井商店と自分を見捨てるつもりですか と。
マッサンとエリーは、鴨井の社長鴨井欣次郎に会いに行きます。
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