しかし、ある日、東京から見知らぬ男性が二人、マッサンの会社「北海道果汁株式会社」にやって来ました。
彼らが言うには、東京に届いたりんご汁はラベルが汚れカビが付いていて、お客様からクレームがありどんどん返品されているということでした。
そのため、マッサンの会社で責任をもって、返品に応じてくれということでした。
何日も船に揺られ、北海道から東京につくまでに1月以上かかる場合もあって、カビが付いてしまうこともあったようです。
一馬は、100%のりんご汁ですが、中身は問題ありません、濁って見えるのはペクチンが沈殿しただけで味、品質には問題ありません。と、一生懸命説明しますが、聞き入れてくれません。
マッサンは、「当社でできることはなんでもします。」と。
東京に送った果汁はすべて返品になってしまいました。
気を落としているマッサンをエリーは励ましまだというのでした。す。
「りんごゼリーをつくりたい」と。
中島夫婦や進、熊虎が話をしています。
りんご汁が返品されたことで、マッサンの信用がなくなって、会社が立ち行かなくなり、りんご台を払ってくれるかとか、給料は大丈夫かなど、心配しています。
進から熊虎にハナの縁談が持ち込まれました。
会津青森のリンゴ農家のむすこだと言うのでした。
そとでは、俊夫とハナが痴話喧嘩を始めています。
俊夫「これでは、いつになったらウイスキーづくりを始めるのかわからん、、北海道にいる意味が無い、広島に帰るかな?」とハナに聞く。
ハナ「引き止めてもらいたいのか?俊夫、おらのそばにず~っといてくれ!」という。
ちょうど熊虎がやってきてそのやりとりを聞いていた。
ハナ「今のは芝居だよ。」という。
熊虎はハナに遠くに行かれては困るようだったが、「男いるのか?」
ハナ「そんなものいないよ。」という。
熊虎「進から縁談の話が来た。青森のりんご農家の長男だ、会うだけあってみるか?どうする?よく考えてみてくれ」という。
一馬がエリーに話しています。
「母をなくしてから姉ちゃんがずっと母の代わりで父の世話をしてきた。父は、姉ちゃんを離したくない、、自分が困るからだ。」と。
熊虎は、夜ひとり外に出ていた。
そして静かに屋根の上で、酒を飲んでいた。
(また明日)
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