一方未央は、富生が逃げるための時間を稼ぐため、ついには赤松を飲みに誘う。
その間に、富生は無事に逃げ帰る。
しかし、紺野(大杉漣)や未央の必死の説得にもかかわらず、富生赤松から金を奪う決心を変えない。そして一生懸命地下室へ入る鍵の暗証番号を解析するための赤松の情報を集めている。
その鍵は3分以内に解錠しないと警備会社に通報される仕組みとなっていたが、必死の努力によって3分経過寸前に鍵を開けることに成功する。
地下室は赤松が溜め込んだ金の保管庫になっており、20億円の現金を発見した。
ある夜を期して富生は金を奪うために
未央とともに赤間金融に出かけるが、しかし、偶然赤松に出会う。そこで赤松が言うには、「これから付き合え」という。やむなく、未央を待たせて赤松について入った先は、青池梢の誕生祝いパーティであった。青池早和子(ジュディ・オング)に忌避されている赤松は腹いせのために富生を売れてパーティ会場に乗り込もうとしたのだ。
しかし、ボディーガードに散々な目にあって追い返され、赤松と飲みに行く
が、そこで赤松から聞いた話がホワイト化学社長を自殺に追い込んだ黒幕が、青池早和子であるという事実だった。
これで、富生と梢は敵対することとなった。
富生は、青池早和子を敵として、赤松とも手を組む、敵の敵は味方という戦略に切り替えたようである。
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